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りんご 34歳 元ソープ嬢 その3

ざえもん よくまあそれで働く気になったねえ。その店はどんな感じだったの?

りんご たぶんエアコンの匂いだと思うんですけど、お店に入った瞬間、変な生臭さを感じましたね。で、一番何にびっくりしたかというと、シャワーも浴びてないお客さんのおっぱいを吸ったりオチンチンを舐めたりしなきゃいけないわけですよ。ただでさえ私はその当時ウブだったんで、男性経験もひとりどころか一回しかなかったんですね。最初のお客さんに指を入れられた時に「処女?」って言われて。男の人のアレを舐めたこともなかったんですよ。さすがに衝撃を受けて、一日働いてみましたけど挫折しちゃいましたね。でも、もらえたお金は凄く大きかったんです。私より若い子がその店にはいなかったらしくて、体験入店だったのに、写真指名を独占しちゃったんですね。ずーっとお客さんにつきっぱなしになっちゃたから、持って帰ったお金が6万円。それで、現金をもらってびっくりしたのはしたんですけど、もう辞めるって言っちゃったしと思って辞めました。でも、我慢すればこんな金額が手にはいるんだなぁと感覚は、そのときに芽生えましたね。

ざえもん その感覚が、次の風俗経験へ繋がっていくわけか。そのあとはどういうお店で働いたの?

りんご 6万円あれば、3ヶ月分のローンは払えるんですよ。だから3ヶ月は風俗はやらなかtった。そのころはカラオケ屋の店長をやっていたんです。実際、その収入だけでも十分借金は払っていけるんですけど、一日も早く借金を消したいと思うようになったんですね。それで、カラオケ屋を辞めて風俗の世界へ飛び込んでみようと思って、当時は飯島愛さんなんかがポンとテレビに出始めた時期だったんで、私もAV業界への入り方がわからなかったんですよ。かと言ってソープの存在なんかも知らなかったし。そもそも、男の人がかかわるものは全て「風俗」だと思ってたんです。私にとっては、風俗はひとくくりのものでしかなくて、キャバクラも風俗だって思っていました。

ざえもん なるほど、AVもヌキも飲み屋も全部風俗だと勘違いしていたんだ。

りんご そうそう。女の子とお酒を飲むお店も風俗だと思って、関西の有名なお店へ行ったんですよ。それもリクルートスーツを着て(笑)面接に行ったら、そのときの店長に「リクルートスーツを着て風俗店の面接に来る子はいない」って言われて、すいうものなのかと。でも「この子なら真面目に出勤してくれそうだ」と採用してくれましたね。

 

りんご 34歳 元ソープ嬢 その2

りんご もう33歳になっちゃいましたよ。恐ろしいよねえ。でも20代でも通るんですよ。お店の方からも23とか24にしてくださいと頼まれていて。実際の歳を言うと、お店の女の子にもびっくりされるんです。人妻系のお店にいたときは実年齢をそのまま店年齢にしていたんですけど、私の顔を見たお客さんが若すぎるって引いちゃうことが結構あって、10歳くらい逆サバ読んでるだろうって言われて。私は、「本当に30超えてますってば!」って言い返して。そういうことが何度もあるんですよね。

ざえもん この世界にはどういうきっかけで入ったの?

りんご 私は元々大阪の人間なんですよ。ミナミのほうでこの仕事を始めたんです。ちょうどひとり暮らしを始めた頃だったんですけど、道を歩いている時にエステの悪徳商法の勧誘に遭いまして、凄く高い契約をさせられたんですよ。それでも私の場合は大分安い方だったらしいんですけど、収入のないときにいきなり50万という借金を背負っちゃいまして、これはまずいぞと。私は借金っていうのが嫌なんですよ。だからすぐに消したいと思って。それでなんとなく新聞の折り込み広告を見ていたら、「フォロアレディ募集」ってのがあって。そのときは飲み屋だと思ったんですけど、「お酒が飲めなくても大丈夫」って書いてあるんですね。しかも時給が5000円。これはおいしいぞっ!楽して5000円かと思って、行ってみたらなんとピンサロだったんですよ。

ざえもん そりゃ飲めなくても大丈夫だようなあ(笑)。でも、5000円という時給はキャバクラでももらい過ぎだからね、風俗かな?ってあやしまなきゃ。それでどうしたの?

りんご 私はなんか真面目なところがあって、来た限りは今日は最後までいようって。終わってから辞めますっていえばいいかなと思って。とりあえずその日にお金がもらえるということだったんで、1日頑張って稼いでみようと。

 

りんご 34歳 元ソープ嬢 その1

本番店を選ぶ理由


風俗用語で「本番」とは、「売春行為」の事を指す。わが国においては、売春行為は売春防止法により禁止されており、風俗でやってはならないことの代表格(店の業務や方針にもよるが)でもある。

また、本番は店にとって摘発リスクが高く、女の子にとっても体の負担が大きい。にもかかわらず、なぜ本番風俗を選ぶ女の子が絶えないのであろうか?ここでは、ヘルスからソープへと自ら身を転じた女の子の話をしよう。


ビジネススーツを来て風俗(ヘルス)の面接へ
1  2008年2月6日、場所は福岡・中洲ににあるゲイツ7。この日、僕はとある風俗系イベントの裏方として呼ばれていたものの、仕事が全くなかったため、客席の一番後ろで同業者と喋りつつ、壇上で繰り広げられる催し物を楽しんでいた。

すると突然、後ろから「ご無沙汰してます」という声がかかった。振り返るとワンピース姿の細身の美人が笑顔でお辞儀をしている。僕が彼女と会ったのは、福岡でラジオの公開収録をしたとき以来で、2年ぶりだった。「今度インタビューに時間を取ってくれないかな」と話を持ちかけたところ、彼女は快諾してくれた。

彼女がこの世界に入ったのは12年前の話だが、実際に風俗嬢として働いていた期間は3年程度でさほど長くない。しかし、短いながらもヘルスで、あるいはソープでと、彼女は熱心に技術を磨いていた。