しずる 30代前半 風俗嬢兼ライター その1

風俗嬢と性病

2007年2月、ある女性から突然ボク宛にメールが届いた。「京都の風俗で働きながら、副業でライターなどをしております、しずると申します」
彼女はこれまでの風俗嬢としての経験を生かし、風俗求人誌などで連載を持つライターとして活躍する傍ら、STD(性感染症)予防運動にも力をいれているとのことだった。


業界のことを考えて

shizuru1 しずる STD予防運動というのはやっぱり、「自分がかかりたくない」っていう、「安心して働ける環境を作りたい」っていう、切実な部分が大きかったんですよ。

ざえもん なぜ、ミヤコはSTDの予防運動を始めようと思ったのか、そのきっかけはあるの?

しずる 私は風俗を長いことやってきて、今まで苦労してきたので、若い子に情報を渡してあげたいなあと思ったんです。それは長くやってきた者の、なんと言うか、務めだろうみたいな(笑)。でも、ひとりひとりに直接教えるのはさすがに不可能なので、紙媒体ですとか、こういったインタビューのような機会は大事にしています。この業界に入ったらだれも守ってくれないので、やっぱり自分の身は自分で守らないといけないし、お金のマネジメントだけじゃなく、人生のマネジメントを全部しなきゃいけないんでえす。誘惑もおおいですからね。

ざえもん 普通は自分の事で精一杯で中々そこまで考えがまわらないと思う。後ろめたさや罪悪感を引きずりながら、お金のためだけにこの仕事をしている人が殆どだからね。

しずる やっぱりこの業界の事を考えて・・・。私は風俗という仕事が好きなんですよ。現役からは引退しつつあるんですけど、凄く好きで、病気のことはとても重要だと思っているです。それは女の子にとっても。お客さんにとっても、お店にとっても重要だと思うんですけど、なかなかSTDの情報は行き渡りません。確かに、風俗というのは快楽を求めてくる場所なので、病気なんていうマイナスの情報は聞きたくないと思うんですけど、やっぱり考えざるを得ないだろうと。今まで女の子向けの活動とかはちょっとやってきたんですけど、女の子ばっかりに知識をあげても全然焦燥感が高まらない(苦笑)。お客さんとかお店から「お前、生でやれ!」と言われたら、逆らえないんですよね。ヘルスとかだと、お客さんがつかなくなるわけだから。

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